帰る用意をしていた。

「北川…さん?」

私は声の聞こえた方向に
振り返った。

そこには、
女子が1人居た。

「は、はい?」

「一緒。」

彼女は、
私のカバンを指さした。

「このキーホルダー
一緒。」

私はキョトンっと
して彼女の方を
見た。

「よかったら、
友達になって?」

なんか幼くてかわいいなぁ
って思いつつ私は
「うん!」

っと返事をした。