ANEMONE〜恋に終わりを告げたなら



嫉妬すればするほど、時雨が好きなのだと。
自分の気持ちに抑えが効かなくなって困ってしまう。


力の入らない私は抵抗することもなく、されるがまま状態。


これが嫌だと、そう思えないから余計に困る。


時雨の唇が鎖骨部位にあたり、


「……ん」


鋭い痛みが走ったのと同時に自分でも驚くほど甘い声が救護室に響き渡る。
何をされたのか疎い私でも分かり、さらに顔が熱くなる。


時雨「そんな可愛い声出すな。止まんなくなるだろ」

「だって、時雨が……」

時雨「俺がなに笑?」

「……意地が悪い//」


好きな人にこんなことされて冷静を保てるほど余裕はない。


恥ずかしいと思う反面、もっとと思ってしまう。