この作品を読んでくださり、ありがとうございます。
私自身の話になってしまうのですが、私は幼い頃、小学校低学年だったと思いますが、本を書こうと試みたことがありますた。
3作品くらいノートに書きましたが、どれも数行で終わってしまい、小学校高学年の時に自分で物語を作るという授業で初めて物語を書きました。
そして、中学1年生のとき、野いちごに出会って読んでいたのをきっかけに、自分でも小説を作ってみようと思い立ちました。
しかし、自分の文章力がなく、2作品ほど試みましたがやめました。
それでも、何か書き完成させたくて、また書き、いいところまでいったのですが、登場人物が多く、あれもこれもと欲張り、よくわからなくなって途中で、またやめてしまいました。
それから、自分の気持ちをただ文に書いてみたり、理想の告白を書いてみたりしました。
そして、ある日突然、小説のアイデアが浮かんできました。前回の反省を活かし、登場人物は少なく、そして短編で、と決めて書き始めたのが今回の作品です。
自主的に書いたものの中では、初めて作品を完成させることができ、とても達成感を感じています。
この作品を書き、これを書いているのも、どこにでもいるような中学女子である私です。
国語と作文が苦手でも、想像力はあります。想像というより妄想と言ったほうがしっくりくるものかもしれません(少し中二病な感じも入っていると思います)。
その妄想と実際の経験を元に、こんなことしたいな、という私の欲望を依織にしてもらったという感じになっています。
本を書くのがこれほど楽しいものだとは思っていませんでした。機会があれば、また依織と友秋の物語や別の作品を書きたいと思っています。
これを作ったのは中2のことです。そして、野いちごで書こうと思い、中3で少し編集しながら書きました。
初めは、この作品を誰かに読んでいただくことはないと思っていました。それでも、もし今これを読んでくださっている人がいるのなら、私は幸せです。
文章力がない上、受験が重なり表現方法が少し変わったりして、よくわからなかったところもあったかと思いますが、皆様の想像力でカバーしていただけると何よりです。
未熟な作品をここまで読んでくださった人には、感謝しかありません。私の勝手な妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また、いつか会えることを心から願っています。
