気を遣いながら、きつい、眠い、疲れたなんて素振りを一切見せずに常に戒李や俺らを気遣って、笑顔で。
「今こうしてお仕事できてるのも、みなさんのお陰です。直接お礼が言えるなんて、思ってもなかったんですけど、よかった」
…なんて子だ。頭を下げてきて。
「…ういちゃん、モテるでしょ?」
思わず、新が口に出す。
「え?」
「好きになりそう」
「わかる」
「マジで」
これ好きにならんやつなんかおらんわ。
さぞかしモテたんだろうなぁ。新光、俺と穏やかな気持ちになっていると
「、ありがとうございます…?」
多分何が、とかわかってないんだろうな。憂ちゃんは顔がハテナマークになってて。
「思ってたけど、そういうところなんだろうなー」
戒李の心奪ったの。
「え?」



