カフェとライター ≪Backstory≫




気を遣いながら、きつい、眠い、疲れたなんて素振りを一切見せずに常に戒李や俺らを気遣って、笑顔で。


「今こうしてお仕事できてるのも、みなさんのお陰です。直接お礼が言えるなんて、思ってもなかったんですけど、よかった」 


…なんて子だ。頭を下げてきて。

「…ういちゃん、モテるでしょ?」


思わず、新が口に出す。


「え?」




「好きになりそう」


「わかる」


「マジで」



これ好きにならんやつなんかおらんわ。


さぞかしモテたんだろうなぁ。新光、俺と穏やかな気持ちになっていると

「、ありがとうございます…?」


多分何が、とかわかってないんだろうな。憂ちゃんは顔がハテナマークになってて。



「思ってたけど、そういうところなんだろうなー」

戒李の心奪ったの。

「え?」