「そんなレアな曲なんて知らなかったんですけど、あの曲と出会えて私は運がよかったです」
…もうこれ、最高の告白じゃね?
ニコっと笑う憂ちゃんに
たぶん同じことを思っていた新がにやりと意地悪そうに口を開く。
「もいっこいいこと教えてあげよっか」
「え?」
ん?と不思議そうな顔をする憂ちゃん。
「ういちゃん、実はあの歌詞はね、」
「新」
せっかくのプレゼントは、戒李に遮られる。
「あ、だめ?」
にやり、戒李を見る。
「えーっ、教えてあげればいいじゃーん」
新に乗ってあげたけれど、戒李はそれ以上言わず。
「言ったら戒李が怒るって」
憂ちゃんに教えてあげたいけれど、戒李の機嫌を損ねるわけにはいかないと判断したんだろう。



