私の心の中はモヤモヤして色々リクに聞きたい事だってあるのに、

そんな私の気持ちにはおかまいなしで、いつもとかわらない態度のリクに

安心した気持ちが半分。

ムカッてした気持ちも半分。

何と言っても、弟とはいえ私の大事な物を奪われて、

それでも昨日は最初で最後の初めての夜だったかも知れなくて・・・。

もう少し優しく朝をむかえたかったのにぃ。

「もぅ、リクってば自分勝手すぎる」

そうつぶやいたら、グーッとお腹が鳴る音で私は我にかえった。

急いで制服に着替えないと。

お腹が減って死んじゃうよッ!

ベットから飛び起きて、私は体の変化に気が付いた。

うわ、何この痣みたいなの。

急いで鏡の前に立ってみる。

昨日リクにキスされた所が赤くなっている。

なっ、なにこれーーーーーぇ!!!

リクに変な病気うつされたぁぁああ!!!