「あ、あのね、今日ひなちゃんに、リクとキスするの変かなって聞いてみたんだ」
「で?」
「そしたら別におかしくないって。リクは私にとっての保護者?パパ?みたいな存在だから別におかしくないって言ってたよ」
「俺は・・・。雛菊さんに何て言われても、やっぱりしーなのこと好きだからキスするのやめないよ」
「あたしだって、リクのこと家族だし、ずっと一緒に育ったし、大事な人だよ」
「じゃ、俺たち両思いじゃん」
そういってまたリクは私にキスをした。
リクが私を大事なお姉ちゃんって思ってくれるのは嬉しいけど、パパがいない分、家族に男の人がいない分、私を守ってくれてるのはよく分かるしそうやって背伸びしていつも手をひいて前を歩いてくれているのもすごく感じる。
だから私だってリクがとっても大事な存在だし、大好きだ。
でもこんな歩道の他の人がいる所ではちょっとやっぱり抵抗あるよぉ。
それに挨拶のキスってこんなにしょっちゅうするもんだっけ?
そんな事を考えながら歩いている私とは対照的に、リクは真っ直ぐ前をむいて私の手をしっかりとひいて歩いて帰る。
「しーなは誰にも渡さない」
私に聞こえない小さな声でつぶやきながら・・。
「で?」
「そしたら別におかしくないって。リクは私にとっての保護者?パパ?みたいな存在だから別におかしくないって言ってたよ」
「俺は・・・。雛菊さんに何て言われても、やっぱりしーなのこと好きだからキスするのやめないよ」
「あたしだって、リクのこと家族だし、ずっと一緒に育ったし、大事な人だよ」
「じゃ、俺たち両思いじゃん」
そういってまたリクは私にキスをした。
リクが私を大事なお姉ちゃんって思ってくれるのは嬉しいけど、パパがいない分、家族に男の人がいない分、私を守ってくれてるのはよく分かるしそうやって背伸びしていつも手をひいて前を歩いてくれているのもすごく感じる。
だから私だってリクがとっても大事な存在だし、大好きだ。
でもこんな歩道の他の人がいる所ではちょっとやっぱり抵抗あるよぉ。
それに挨拶のキスってこんなにしょっちゅうするもんだっけ?
そんな事を考えながら歩いている私とは対照的に、リクは真っ直ぐ前をむいて私の手をしっかりとひいて歩いて帰る。
「しーなは誰にも渡さない」
私に聞こえない小さな声でつぶやきながら・・。