黒板の前で先生が何か話をしている。
クラス代表を明日決めるらしい。
私には縁の無い話だわーとまた机にひれ伏す。
あぁ、今日も雲がきれいだなぁ。
校庭の桜が咲き乱れるピンク色、雲ひとつ無いまっさらなスカイブルーの空。
太陽が優しく光っていて春って感じ。
何て映える色合いなんだろう。
お気に入りのパステルで私はこっそり、窓から見える景色を写生しはじめた。
「空って、もっと色んな色の集合体に見えるんだけど」
いきなりそう言われて、顔を上げる私。
私の席は窓際の後ろから2番目。
って事は今声をかけてきたのは隣の人?
隣のえっと、誰だっけこの人?
内部生にこんな人いたかなぁ。
でもその人は私と目が会うと頬杖をついて反対側を向いてしまった。
横から見ると、
リクとはまったく正反対の、黒い髪、ちょっと前髪が長めで目にかかっている。
髪の毛が目に入って目が悪くなりそうだ。
ワイシャツの袖から見えている手首が、とても細い。
腕にはめている時計がごついG-shcokだからか、余計に細く見える。
クラス代表を明日決めるらしい。
私には縁の無い話だわーとまた机にひれ伏す。
あぁ、今日も雲がきれいだなぁ。
校庭の桜が咲き乱れるピンク色、雲ひとつ無いまっさらなスカイブルーの空。
太陽が優しく光っていて春って感じ。
何て映える色合いなんだろう。
お気に入りのパステルで私はこっそり、窓から見える景色を写生しはじめた。
「空って、もっと色んな色の集合体に見えるんだけど」
いきなりそう言われて、顔を上げる私。
私の席は窓際の後ろから2番目。
って事は今声をかけてきたのは隣の人?
隣のえっと、誰だっけこの人?
内部生にこんな人いたかなぁ。
でもその人は私と目が会うと頬杖をついて反対側を向いてしまった。
横から見ると、
リクとはまったく正反対の、黒い髪、ちょっと前髪が長めで目にかかっている。
髪の毛が目に入って目が悪くなりそうだ。
ワイシャツの袖から見えている手首が、とても細い。
腕にはめている時計がごついG-shcokだからか、余計に細く見える。