何でこう毎日毎日朝から晩までリクに振り回されなくちゃいけないいんだろう。

もっと普通に朝を迎えてみたいものだ。

リクがいなくなったので、私はお風呂に入る為に1階に降りた。

朝から湯船につかるのは、贅沢すぎるのでシャワーで我慢する。

リクには全く困ったものだ。

まるで、盛りのついた猫みたい。

自分がかまって欲しい時はじゃれて来るくせに、用がないと酔っても来ない。

そういう所が元々猫体質なリクだったけど、
最近は盛りがついて手に終えない。

姉に手を出すなんて、みさかい無さすぎでしょ。

はぁ~。
困ったものだ

私もやられっぱなし状態から早く脱出しないと。

何かいい案ないかな。
シャワーを浴びて、身を清め、た気になってちょっと気持も軽くなったら、タイミングよくお腹がなった。

リビングに向かう。
誰ももいない。

当たり前かぁ。

ママもまだ仕事から帰って、来られないのかな。

さてさて、今日の朝ごはんは…。

あれ、

ダイニングテーブルの上に何かメモが置いてある。

私はそれを手にとって読んでみる。

そこにはリクの達筆な字で殴り書きがしてあった。

ねぼすけしいなへ

朝ごはん
冷蔵庫に用意してあるから、チンして食べなさい。

夕飯はまだ外で食べるか微妙なので、
また後で携帯にメールする。

俺が居ないからって男連れ込んだら、許さないから。

以上

・・・・・。