母「由珠遅れるわよ〜」

由珠「はーい……お母さん行ってきます。」

膝より上の短いピンク色のチェックのスカートに白のカ

ッターシャツ。胸元にはピンクのリボン、そして白のカ

ーディガンに紺色のブレザーに身を包んで家を出た。今日は入学式です。ずっと憧れだった可愛い制服。この制

服がきたくてこの学校にした。親には内緒だけど笑

私の名前は春野由珠(はるの ゆず)今日から憧れの花城学

園に入学する高校1年生です。今日から始まる高校生活

が楽しみでウキウキワクワク、すると……

\ドーン!!/

由珠「わァ!」

浮かれすぎてた私は誰かに思いっきりぶつかって転んで

しまった。

由珠「痛った〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)」

?「った!!…大丈夫かぁ?ほら、」

ぶつかった人が転んだ私に手をとって立たせてくれた。

由珠「すいません‼️急にぶつかってしまって💦ありが

とうございます!!」
?「いや。こっちこそごめん……怪我は?」

由珠「大丈夫です!!逆に怪我しませんでしたか?」

?「大丈夫」

よかった〜と思い私は顔を上げた。目の前には高身長で

無造作にセットされた茶色の髪の毛で整った顔の男の人

が立っていた。私は一瞬にして目を奪われた…なんだ

ろ?このドキドキした気持ち…ん?待って今何時?

由珠「今何時ですか?!」

?「えっと……8時だけど」

由珠「やばい!遅刻する‼️ぶつかってすいませんでし

た!!ありがとうございました。」
私はそう言うと走った。あの人かっこよかった、よかっ

た顔に傷を付けなくて…てか!優愛たち待ってる早く行

かないと。