あれから藍先輩達とはよく一緒にいる。私が知らないう

ちにみんな仲良くなっていた。そんなある日の放課後私

と美亜は、優愛と莉乃の部活が終わるまで待っていた。

美亜「由珠あれからどう?芹澤先輩とは進展あった?」

由珠「それがさ…全然。きっと藍先輩にとって私は妹み

たいなんだろうなって…誰にでも優しい先輩が私を好き

ってありえないじゃん!」

美亜「はぁ〜鈍感にも程があるよ😮‍💨いい?由珠。芹澤

先輩が誰にでも優しと思う?」

由珠「うん…なんにも取り柄がなくて可愛くない私が特

別なわけないよ…」

美亜「あんたはどこまでネガティブ無のよ…この無自覚

美少女め!笑じゃあ由珠、芹澤先輩が誰にでも優しいか

その目で確かめに行こうよ。」

由珠「え!なんで?いいよ。私以外に優しくしてるとこ

見たくないもん🥺」

美亜「もう‼️つべこべ言わずほら!行くよ!!」

私は美亜に手を引かれ体育館まで連れてこられた。

体育館では、男子バレー部とバスケ部が部活をしてい

た。

美亜「いい?由珠、ちゃんと見ときな」

由珠「う…ん」

美亜に言われてバレー部の方を見た。するとそこには

藍先輩がいて、ちょうどスパイクを打つところだった。

\パーン/(スパイク音)

藍先輩がスパイクを打った。すると大きな歓声が上がっ

た。藍先輩やっぱりモテるんだ…私なんて無理だよつり

合わない絶対…

藍「世那そこのドア閉めろ…まじでうるせぇ💢邪魔」

その言葉を聞き私は驚いた。いつも私の前ではニコニコ

笑顔で優しかったのに…

美亜「ねぇ?わかったでしょ?今ので。由珠だけなんだよ先輩は」

由珠「美亜帰ろう…笑先輩の邪魔になっちゃう…」

私は先輩の邪魔になりたくない。嫌われたくない。

そう思い美亜に言って帰ろうとした時不意に名前を呼ば

れた。

世那「由珠ちゃんと美亜ちゃん?」

美亜「どうも笑」

世那「あ〜笑OKそういう事ね…笑待ってね今呼ぶから

笑」

美亜「ありがとうございます😊」

由珠「いや!大丈夫です…」

私の声は届かず…

世那「藍〜面会が来てるぞ笑」

藍「はぁ?今部活中なんだけど?」

世那「由珠ちゃん」

藍「え!まじ!行く!!」

私の名前を聞いた藍先輩はダッシュで私たちの所へき

た。

世那・美亜「わっかりやす笑」

藍「由珠どうした?☺️」

さっきまでの怒っている顔が嘘のようになくなり笑顔で

私に話しかけてきた。

由珠「いや…えっと…藍先輩に会いたくて…って…あ、

えっと…」

先輩の顔を見てテンパって会いたかったと言ってしまっ

て…恥ずかしくて下を見ていると、先輩の手が私の頭に

触れた。

藍「可愛すぎ🤦‍♀️俺も会いたかった☺️」

そう笑顔で言った。

由珠「すいません💦邪魔しちゃって…もう帰ります」

そう言って帰ろうとしたら先輩に手を掴まれた。

藍「待って…一緒に帰ろう?あと少しで終わるから待っ

てて欲しい」

先輩にそう言われ私は嬉しかった。

由珠「はい!☺️」

藍「美亜ちゃん由珠が誰にも取られないように見てて」

美亜「わかりました笑」

そう言って先輩は部活に戻って行った。

私たちは体育館を話せれて玄関のところで部活が終わる

のを待っていた。

美亜「由珠良かったね☺️」

由珠「美亜ありがとう😊」

美亜「由珠は自分にもっと自信もっていいんだよ?私が

認める‼️由珠はめっちゃ可愛いんだから。」

由珠「うん…ありがとう☺️美亜私頑張ってみる💪」

美亜「うん😊まぁ頑張んなくてももう両思いなんだけどね笑」

由珠「ん?なんか言った?」

美亜「いいやなんにも笑」

美亜と話してると時間もあっという間でもう部活が終わ

る時間になった。