小さい頃から体の弱かった私は、高校に入学した今でも登校できる日が少ない。
そして学校と話し合った結果、保健室登校をすることになったのだ。
本当は教室でみんなと授業を受けたいけれど、すぐ体調を崩してしまう私にとって、登校もできて自分のペースでできるこの方法が今の私にはあっている。
「みんな外に出られていいなぁ」
今は体育の時間なのか、グラウンドから賑やかな声が聞こえてくる。
私もみんなとみたいに思いっきり外で走ってみたい。
そんなことを考えていると、保健室のドアが開いた。
保健の先生が戻ってきたのかな、と思ったら、違かった。
入ってきたのは、制服を着崩した男子生徒だったのだ。
「保健の先生は?」
男子生徒に聞かれて
「さっき他の先生に呼ばれて出て行きました」
そう、と答えて丸椅子に腰掛けた。
「あの、どうかしましたか?」
「気分悪くなったから少し休みに来た」
「それじゃベッドに横になったほうが…」
男子生徒は首を横に張る。
そして学校と話し合った結果、保健室登校をすることになったのだ。
本当は教室でみんなと授業を受けたいけれど、すぐ体調を崩してしまう私にとって、登校もできて自分のペースでできるこの方法が今の私にはあっている。
「みんな外に出られていいなぁ」
今は体育の時間なのか、グラウンドから賑やかな声が聞こえてくる。
私もみんなとみたいに思いっきり外で走ってみたい。
そんなことを考えていると、保健室のドアが開いた。
保健の先生が戻ってきたのかな、と思ったら、違かった。
入ってきたのは、制服を着崩した男子生徒だったのだ。
「保健の先生は?」
男子生徒に聞かれて
「さっき他の先生に呼ばれて出て行きました」
そう、と答えて丸椅子に腰掛けた。
「あの、どうかしましたか?」
「気分悪くなったから少し休みに来た」
「それじゃベッドに横になったほうが…」
男子生徒は首を横に張る。



