輝いたのは


光でも


太陽でもなくて



君の涙だった


誰も求めていなかった



その輝き


嬉しさを込めた涙ならば


それならばいいのに



悲しみと慈悲の涙なんて


欲しくはなかった


望んでいなかった



怒りの涙なんて―ー




やがて残るのは


闇が一点



続く光


出口を求めて続く光