貪欲の世界 貪る欲望 消えぬ恨み 幸せの数だけ恨みが募る 雪のように 地面に触れた恨みの雪はとても儚く 触れた瞬間―消え失せる その後の恨みはどこへと飛ぼう? やがて水蒸気となり、雲へと戻る いずれ雪となり降る日まで 大粒の雪となり 積もり行く日まで 恨みは待つ 世界の終りを 自分の気持ちの終りを