一日一回のメッセージは問答無用で約束させたから、さっそく夜にでもお節介を焼くつもり。泊まるとこは?とか、ご飯食べた?とか。
仁兄と空港まで送りに行った真はまだ帰らない。哲っちゃんもお父さんも櫻秀会の定例会で、昨日から仙台。
通りがかり、葛西さんが事務所の若衆に活を入れてた。誰の足も止まってない。自分達は自分達の領分を果たすために。
最近は、瑤子ママも本格的におばあちゃんの後継を担い始めてて。哲っちゃん家に入り浸りだったはずが、自然と実家で長居が増えた。
授かったリンの存在が、いろんな縁を紡いでる。・・・そんな気がする。
今ごろ雲の上で爆睡中かもしれない男を思い浮かべながら、お昼ご飯を終わってくつろいでると。
「話がありますから、おいでなさい」
おばあちゃんがあらたまって、あたしに言った。
今朝は切り火で榊を送り出してくれた。あんたをほんとの家族と思ってる、大姐さんの親心を忘れないでいてよね?心の中で独りごちる。
テーブルとソファの客間で向かい合い、一つ紋の凛とした着物姿に倣って、ちょっぴり姿勢を正す。
「今日は、宮子に新しく相談役を引き合わせます」
「そうだんやく?」
聞き馴染みがない単語に、思わず小首を傾げた。そんな役職、ウチにあったっけ??
「いずれ一ツ橋の柱になる仁さん、真さん、貴女達を支える力量があると見込んで頼んだのですよ。・・・お入りなさい」
「失礼します」
仁兄と空港まで送りに行った真はまだ帰らない。哲っちゃんもお父さんも櫻秀会の定例会で、昨日から仙台。
通りがかり、葛西さんが事務所の若衆に活を入れてた。誰の足も止まってない。自分達は自分達の領分を果たすために。
最近は、瑤子ママも本格的におばあちゃんの後継を担い始めてて。哲っちゃん家に入り浸りだったはずが、自然と実家で長居が増えた。
授かったリンの存在が、いろんな縁を紡いでる。・・・そんな気がする。
今ごろ雲の上で爆睡中かもしれない男を思い浮かべながら、お昼ご飯を終わってくつろいでると。
「話がありますから、おいでなさい」
おばあちゃんがあらたまって、あたしに言った。
今朝は切り火で榊を送り出してくれた。あんたをほんとの家族と思ってる、大姐さんの親心を忘れないでいてよね?心の中で独りごちる。
テーブルとソファの客間で向かい合い、一つ紋の凛とした着物姿に倣って、ちょっぴり姿勢を正す。
「今日は、宮子に新しく相談役を引き合わせます」
「そうだんやく?」
聞き馴染みがない単語に、思わず小首を傾げた。そんな役職、ウチにあったっけ??
「いずれ一ツ橋の柱になる仁さん、真さん、貴女達を支える力量があると見込んで頼んだのですよ。・・・お入りなさい」
「失礼します」



