私は、お腹もすいていたので、
緑の飴を口に放り投げ、かまないように
なめ始めた。

取扱書を見ながら、、、

「何の願いでもいいんだから、、、、
あー、お寿司食べたいなー、久しぶりに」

「お寿司、お寿司、、、」

その飴は,なんともいえない味だった。

今までに食べたことのない、
なめごたえがあって、味がなめてるうちに
どんどん変わっていった。

最初は、メロンかなーと思っていたら、
ソーダに変わり、それから、
青りんごになり、そして今は
緑茶に変わっていった。

そう、お寿司を思い浮かべながら
その飴をずっとなめた。