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骨髄移植を受けてから三週間後。
無菌室から無事に元々の病室に戻ることができたわたしは、ようやく体調も落ち着き始めていた。
窓の外は綺麗な青空が広がっていて、早く外に出たいと気持ちも前向きになっていた。
「雪菜!来たよ!」
「愛ちゃん!久しぶりだね」
「ごめんねなかなか来れなくて」
「ううん。気にかけてくれるだけで嬉しいよ。忙しいのにありがとうね」
「親友のためだもん。当然だよ」
そんな今日は、愛ちゃんがお見舞いに来てくれた。
愛ちゃんのパッと明るい笑顔を見ると、すごく安心する。
今日は学校も部活も休みらしく、朝から来てくれている。
「体調はどう?」
「うん。ようやく副作用も落ち着いてきたし、なんとか今は調子良いよ」
この三週間、やはり副作用が出てしまい抗がん剤治療の時の何倍もの吐き気に襲われて本当につらかった。
身体が新しい骨髄を受け入れるまでの辛抱だと思ってどうにか耐えたけど、正直つらすぎてこの三週間の記憶はあんまり無い。
ようやく身体が受け入れ始めて、こうやって病室に戻れて面会することもできて。嬉しさでいっぱいだ。
「そっか、良かった。久しぶりに雪菜の元気そうな顔見たら安心したよ」
「愛ちゃんにもたくさん心配かけたよね。ごめんね」
「ああ違う、謝らせたいわけじゃないよ。雪菜が元気そうで嬉しいよって話。……それにしても、九条くんに連絡先渡すのめちゃくちゃ緊張したよー」
わたしに気を遣わせないためか、わかりやすく話題を変えた愛ちゃんに笑って頷く。
骨髄移植を受けてから三週間後。
無菌室から無事に元々の病室に戻ることができたわたしは、ようやく体調も落ち着き始めていた。
窓の外は綺麗な青空が広がっていて、早く外に出たいと気持ちも前向きになっていた。
「雪菜!来たよ!」
「愛ちゃん!久しぶりだね」
「ごめんねなかなか来れなくて」
「ううん。気にかけてくれるだけで嬉しいよ。忙しいのにありがとうね」
「親友のためだもん。当然だよ」
そんな今日は、愛ちゃんがお見舞いに来てくれた。
愛ちゃんのパッと明るい笑顔を見ると、すごく安心する。
今日は学校も部活も休みらしく、朝から来てくれている。
「体調はどう?」
「うん。ようやく副作用も落ち着いてきたし、なんとか今は調子良いよ」
この三週間、やはり副作用が出てしまい抗がん剤治療の時の何倍もの吐き気に襲われて本当につらかった。
身体が新しい骨髄を受け入れるまでの辛抱だと思ってどうにか耐えたけど、正直つらすぎてこの三週間の記憶はあんまり無い。
ようやく身体が受け入れ始めて、こうやって病室に戻れて面会することもできて。嬉しさでいっぱいだ。
「そっか、良かった。久しぶりに雪菜の元気そうな顔見たら安心したよ」
「愛ちゃんにもたくさん心配かけたよね。ごめんね」
「ああ違う、謝らせたいわけじゃないよ。雪菜が元気そうで嬉しいよって話。……それにしても、九条くんに連絡先渡すのめちゃくちゃ緊張したよー」
わたしに気を遣わせないためか、わかりやすく話題を変えた愛ちゃんに笑って頷く。



