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「それは……恋じゃない?」
「え?恋?」
「うん。……でもまさか、雪菜がまだ九条那智と繋がってたとは……」
「ははは……それは……えっと、いろいろありまして……」
「いろいろねぇ?まぁ病院は安全だし、雪菜が大丈夫ならいいけどさあ」
「うん。ありがと愛ちゃん」
数日後、わたしはお見舞いに来てくれた愛ちゃんに、九条くんのことと自分の気持ちを相談してみることにした。
だけど、返ってきた"恋"という言葉に覚えがなさすぎて、さらに戸惑ってしまう。
「ねぇ愛ちゃん。恋って、"好き"ってことだよね……?」
「当たり前じゃん。なに小学生みたいなこと言ってんの」
「ごめん、なんか恋とかそういうのって無縁だと思って生きてきたから、いまいちピンときてなくて」
病気のことばっかり考えていたから、誰かを好きになるとかそういうことは今までなかった。
だけど全く興味がなかったわけではない。少女漫画も好きだし、恋愛もののドラマも見る。
だから、いつかわたしにも好きな人ができるのかな、できたらいいな、と憧れのようなものはあった。
でも実際にそう言われると実感がなさすぎて戸惑ってしまう。
「それは……恋じゃない?」
「え?恋?」
「うん。……でもまさか、雪菜がまだ九条那智と繋がってたとは……」
「ははは……それは……えっと、いろいろありまして……」
「いろいろねぇ?まぁ病院は安全だし、雪菜が大丈夫ならいいけどさあ」
「うん。ありがと愛ちゃん」
数日後、わたしはお見舞いに来てくれた愛ちゃんに、九条くんのことと自分の気持ちを相談してみることにした。
だけど、返ってきた"恋"という言葉に覚えがなさすぎて、さらに戸惑ってしまう。
「ねぇ愛ちゃん。恋って、"好き"ってことだよね……?」
「当たり前じゃん。なに小学生みたいなこと言ってんの」
「ごめん、なんか恋とかそういうのって無縁だと思って生きてきたから、いまいちピンときてなくて」
病気のことばっかり考えていたから、誰かを好きになるとかそういうことは今までなかった。
だけど全く興味がなかったわけではない。少女漫画も好きだし、恋愛もののドラマも見る。
だから、いつかわたしにも好きな人ができるのかな、できたらいいな、と憧れのようなものはあった。
でも実際にそう言われると実感がなさすぎて戸惑ってしまう。



