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「関わるなって言われてもなぁ……」
保健室でカーテン越しに九条くんと会話をしてから一週間が経過したある日。
わたしは九条くんの言葉を思い出しながら帰り道を歩いていた。
日直の仕事で遅くなってしまったため、すでに空はオレンジ色に染まっている。
……なんだか、九条くんに初めて会ったときみたい。
そう思って少し笑っていると、ちょうどあの公園が見えてきた。
また前みたいに九条くんが倒れてたらどうしよう。
なんて、少し心配になって中を見てみる。
すると、心配した通り今日も公園の中には人影がいて驚いた。
しかも、ただ誰かがいるだけではない。何やら怒鳴っているような声と鈍い音が聞こえてくる。
「え……もしかして、ケンカ……!?」
恐る恐る近付いて見てみると、一人の男が何人もの男に囲まれている。
殴り殴られ、握った拳が身体に当たる音が響いており、さっきの鈍い音の正体を知った。
「うそ……どうしよう……どうしよう……」
怒鳴り声はどんどん大きくなるばかりで、目を背けたくなる光景が続く。
逃げなきゃ。巻き込まれる前に逃げないと。
そうするのが正解なのはわかっている。
……だけど。
見覚えのあるあの明るい髪の毛と制服を見てしまったら、放ってなんておけないじゃないか。
「関わるなって言われてもなぁ……」
保健室でカーテン越しに九条くんと会話をしてから一週間が経過したある日。
わたしは九条くんの言葉を思い出しながら帰り道を歩いていた。
日直の仕事で遅くなってしまったため、すでに空はオレンジ色に染まっている。
……なんだか、九条くんに初めて会ったときみたい。
そう思って少し笑っていると、ちょうどあの公園が見えてきた。
また前みたいに九条くんが倒れてたらどうしよう。
なんて、少し心配になって中を見てみる。
すると、心配した通り今日も公園の中には人影がいて驚いた。
しかも、ただ誰かがいるだけではない。何やら怒鳴っているような声と鈍い音が聞こえてくる。
「え……もしかして、ケンカ……!?」
恐る恐る近付いて見てみると、一人の男が何人もの男に囲まれている。
殴り殴られ、握った拳が身体に当たる音が響いており、さっきの鈍い音の正体を知った。
「うそ……どうしよう……どうしよう……」
怒鳴り声はどんどん大きくなるばかりで、目を背けたくなる光景が続く。
逃げなきゃ。巻き込まれる前に逃げないと。
そうするのが正解なのはわかっている。
……だけど。
見覚えのあるあの明るい髪の毛と制服を見てしまったら、放ってなんておけないじゃないか。



