「そっか、別に役を確認してるだけの子もいるはずだよね
特にSクラスなんてオーディション発表なんて日常茶飯事だし」
「一旦教室入って、カバンとか置いたらまたこよっか」
「うん」
1度カバンを置いて戻ってくると、紗絵ちゃんと陽茉莉ちゃんを見つけた
「優愛~!
おはよ」
「おはよう!」
「みてみて!優愛、やっぱ主役だよ!」
紗絵ちゃんに言われてはじめて見ると、1番上の主役の欄に、橘優愛と書かれていた
うそっ
ほんとに?
「ほんとだ……
大丈夫かな?また麗華たちに何か言われそう」
そう言うと背中に衝撃が走った
痛っ!
振り向くと優菜が手を振り切った後の形を残してこっちを見ていた
「何言ってるの?当たり前じゃん
でも、大丈夫よ、うちらが守るから」
「かっこいい!優菜!」
陽茉莉ちゃんが茶化す
言われるのは当たり前、か……
しょうがないことかもしれないけど申し訳ないや
「とにかく!
優愛はやり切って、周りとの差を見せつける!
それしかないでしょ?」
「はい…
頑張ります」
