いつまでも


つくづく思うのはそんなに嫌なのになんでわざわざ会いに来るのってこと



嫌なら無視してくれていいのに



そのほうが信じてくれる人だけが応援してくれるからありがたいのに



「ほら、優愛」


ゲートをくぐったら一気に人の気配がした


できるだけ誰とも目を合わせないようにして一目散に歩く



なんとか人混みから抜け出して駐車場についた


「おかえりなさいませ」


お手伝いさんがドアをあけてくれて、車に乗り込んだ



「ありがとう」


後部座席に座ってみんながくるのを待つ


なんか、私だけ何もできないの申し訳ない



しかも、いろんな人を巻き込んじゃった


今度、何がお礼しなきゃ!



でも、とりあえずこの騒ぎを鎮めないとね…


みんな、ありがとう!


私、頑張るよ!