私の愛したゴミ

酔いに任せて1番言われたくないであろう言葉を口にした。彼女にも彼にもクリティカルヒットするであろう言葉。

彼の悪いところが浮かぶ。
彼は元カノを自慢する癖があった。

元カノは地下アイドルだっただの地下アイドル2人と間違えてブッキングして喧嘩になっただの。

自分を取り合う女が好きなの?
趣味悪いね。色々と。

心配そうな顔をルナが向けてくる。

「私の方が可愛いじゃん」
「私を選ばない男なんていらない」

ああ、きっと彼の事好きだった。
だけど恋じゃなかった。

SNS全てを目の前でブロックする。

もしこれがトウヤだったら知らないフリをしてやり過ごしてみえなくなったところで泣いていただろう。

私、まだトウヤ以上の人は見つけられないな