私の愛したゴミ

「すみません、規則でお客さんと交換出来ないんですよ」

申し訳そうな顔をするお兄さん。
そんな顔もイケメンだねえ。なんて思いつつ。

「えー、ざんねん。」

なんて言いながら注文は以上で、と付け足す。

それからというもの振られた後の開放的な気分と酔いのせいでお兄さんが通る度、やばいめっちゃイケメンきた…!なんて言っていたら。

ふとお兄さんが私の所にオーダーもないのに来てくれて。手に何か握らされた。

「バレないようにね」

悪戯っぽく笑う彼に少しときめきながらも手を開くとそこには内緒だよ、なんて言葉と共にSNSのIDが書かれた付箋。