私の愛したゴミ

「サキ、最近どうなの」

高校時代からの親友のルナがジョッキ片手に虚ろな目で私に問いかけてきた。

「不安にさせるから付き合えないって振られた」

飲み過ぎだよ、なんて笑いながら素直に答えた。ルナはたまに会って恋愛トークをする関係だから、トウヤのことも全て織り込み済みである。

「はぁ!?」
「ありえん、ただの断り文句じゃん」

怒り心頭なルナ。

「それな〜」
「ちょ、他に誰かいい人いないの!?」
「いないねえ」

呑気に答えていると酔った頭のルナはじゃあここで見つけろ!!なんて居酒屋の机をたたき出した。