私の愛したゴミ

「サキはどんな人がタイプなの?」

トウヤだよ、なんて言えないから。

「遊び終わってる人かなー?」

なんて言うと俺じゃん、なんて笑うトウヤ。

「でも付き合ってはくれないんでしょー?」

イタズラに笑って冗談に聞こえるように。なんて考えながら言ったセリフ。

トウヤはふと視線を逸らし、困ったように笑った。

「サキのこと不安にさせちゃうもん」
「泣かせたくないし。大事だから。」

泣かせてもいいし不安にしてもいいよ。トウヤが私のものになるのならそれくらいいつも感じてた事だし。なんて、言おうかすごく迷ったけど言えるはずなんかなくて。でもお酒の力を借りて言えるかも、なんて思って黙り込んでた。