夜にしか会えない魔女は夜がキライ

恋愛(ピュア)

めぇ/著
夜にしか会えない魔女は夜がキライ
作品番号
1725056
最終更新
2024/06/21
総文字数
65,205
ページ数
79ページ
ステータス
完結
PV数
498
いいね数
0
それは昔、ヨーロッパの方では魔女が存在したらしい。
病気や怪我を治したり、
失くしたものを見付けたりと人々を助けて来た魔女がー…


朝見緋呂(あさみひろ)、中学3年生。
あたしは魔女がいるって信じてる。

だってお隣に住む十六夜穂月(いざよいほづき)は
きっと魔女だもん。


「降らそうか、雨」

「さすが魔女!そんなことできるんだ!?」

「出来るわけないだろ、魔女にそんな力ないんだよ」

「つーか俺は魔女じゃないし」


「魔女でしょ、魔女の末裔!」


魔女とは魔術を行える人のことで多くは女の人だけど、
稀に男の人もいるらしい。

昔過ぎて、今はそんな力あるわけないって
穂月は言うけれど。


「だって魔女だから太陽の光が苦手なんでしょ?」



あたしの知らなかった魔女はもっと残酷で切なくてー…


それでもあたしは穂月と。
あらすじ
魔女に憧れる紘呂は魔女の存在を信じている、なぜなら魔女の末裔である幼なじみ穂月がいるから。訳あって太陽の下を歩けない穂月と毎夜する散歩が好きで、穂月にかけてもらう魔法が大切で…でも本当はもっと一緒にいたい。晴れた空の日を穂月と歩きたい。そう思ってる紘呂だけど…!?

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