NY・Sentimental

「…………」

セイジもなにか違っているんじゃないかと思い始めたのか、考え込む表情になる。

悪いけど、ちょっと可愛い。

それから唐突に口を開く。



「好きですつき合ってください」

わたしは思わず噴き出した。


「何その棒読み」


「俺だって順番めちゃくちゃにしてるつもりはなかったよ。めちゃくちゃにさせるようなことしたの、カレンだろ? いい人、やめさせたのはカレンだろ。冷静じゃないっていうのはわかってて。だから抱きながらものすごい不安だったんだぞ。でも止まらなくて……って、もう矛盾だらけ……。もう絶対あんなことするなよ。俺、がんばって契約取るから!」