実家に電話をする。 「ママ? 突然なんだけど、ジェシーと旅行に出ることになったの。日曜日に帰るわ」 電話を切ったあと、セイジがわたしの頭を撫でた。 「いい子だな」 「悪い子、の間違いでしょ?」 「そうだな」 共犯者のように、笑った顔がやっといつものセイジのそれになった。 セイジはもう下は膝上の短パンみたいなものを履いていて、そのまま部屋の奥にあったクローゼットまで歩いて行った。 いくつか服を持って、まだシーツにくるまっているわたしのところに持って来る。