「大丈夫よリラ。わたしは働いてるでしょ? 異例の出世よ。何も心配することないわ」 「でも、それはカレンのお金で……」 「家族のお金よ」 「カレン」 「リラはなんにも心配することないのよ。それよりママを安心させてあげなきゃ。ママは今日、ここに泊まるわよねきっと。分担しようリラ。ママをお願い。わたしはがんばって働くわ」 「うん。カレン、明日も仕事でしょ? 今日はわたしがママとここに泊まるから」 「そうしてくれると嬉しいわ」 わたしとリラはそれからママが点滴を受けている処置室に向かった。