この想いが空を舞って、君に届いたら



 ふと窓の外に視線を向けると、いつの間にか陽が沈んでいて青く澄んでいた空は夕日の赤で薄紫に染まっていた。


 綺麗……。


 カァカァとカラスの鳴き声も耳に届いて夜が来ることを知らせてくれる。


 今日も一日が終わる。

 わたしはあとどれくらい生きなきゃいけないんだろう。


 そんなことを考えていると眺めていた窓から紙飛行機が風に乗って飛んできてわたしの前に落ちた。


 あ……!もしかしたら想くんからかもしれない!


 でも、なんて書いてあるんだろう。

 罵倒されているかもしれない。


 段々と呼吸が荒くなっていくのがわかる。


 だけど、一度大きく深呼吸をしたわたしは覚悟を決めて紙飛行機を広げた。