すぐに前みたいには弾けないけれど、少しずつ音を奏でられるようになってきているんだよ。 いつか、空になった君に届くくらい素敵な音色を奏でてみせるから。その時まで待っててね。 「また、会おうね。想くん」 ぽつりとそう呟きながらわたしは果てしなく広がる澄んだ空を見上げた。 いつかこの想いが空を舞って、君に届いたら――――。 その時は今度こそ、二人で永遠の愛を誓おう。 Fin.