想くんが少しでも寂しくないように二人の思い出も一緒に連れて行って欲しかったんだ。
この千羽鶴が千羽だった期間はとても短かった。
それはまるでわたしと君が過ごした時間くらい短いものだったけれど、時間では計り知れないほどのものをわたしは君からもらった。
どれだけ時が経とうと色褪せることのない君との時間は一生わたしの心の中で生き続けるから。
だいすき……世界で一番大好きだよ。想くん。
わたしはゆっくりと立ち上がってそのまま快晴の空へと視線を移した。
想くんはあそこにいる。
きっと今もまた泣いてるのって呆れながらも楽しそうに笑っている気がする。
空を見上げれば、いつだって大好きな君に会える。



