わたしだって、大好きだよ。これ以上ないくらいに。
最後までわたしのことを願ってくれるなんて一体君はどこまで優しいんだろう。
きっと、生前に自分が亡くなったあとに紙飛行機を飛ばして欲しいとお兄さんに頼んでいたんだ。
思ってもいなかったサプライズに瞳からぶわりと涙が溢れてくる。
そして、紙袋に入った千羽鶴と紙飛行機を胸の前で強く強く抱きしめた。
この世に1つしかないわたしたちだけの千羽鶴は500羽ずつに分けた。
残りの500羽は想くんのご家族がわたしの提案を快く受け入れてくれたこともあり、棺桶に入れてもらい、想くんと一緒に空へと旅立った。



