いつものように僕は、朝を迎えた。
でも、今回は、とても気持ちのよい朝になった。
学校も遅刻しないで来れた。
そこに一樹がやってきた。
「はよ〜!!…って、えぇ!!!???優利が…、優利が早く来てる!!!」
「それがなんだよっ!!人をバケモノ扱いみたいにしやがって…。」
「いやいや、ごめんてっ!!!ちょっとビビっただけだよ!!」
「ちょっとどころじゃねぇだろ!!」
「でも、早く来たってことは、なんか鈴木と良いことあったのか??」
一樹がにやけて聞いてくる。
「大袈裟だな。ただ、メールしてただけだよ!」
「へ〜…。でも顔にやけてるぞ!!そりゃ〜そうだよなー!!あの可愛い鈴木とメールなんて羨まし…いてっ!!」
痛そうにしている一樹の後ろに夜里がいた。
どうやら、本か何か固い物をで一樹を殴ったようだ。
「朝から声がでかいよ!!普通に聞こえるし!!」
口ではそう言っているけどやきもちだな。
「あ〜、朝からおあついことで!!俺ちょっと眠いから抜けるわ!!」
「おい!!優利!!また先生に叱られるぞ!!」
「大丈夫!!授業までには戻って来るから!」