あれから、僕は璃依と教室でも屋上でもよく話すようになった。

僕が打ち明けた秘密は、もちろん夜里や一樹にも話した。
最初は驚いていたけど、打ち明けてくれて有難う、と言ってくれた。
さらに一樹達とも絆が深くなった気がした。



「…なぁ、最近優利と璃依ちゃん仲良いよなー。もしかして付き合ってる!!!!????」
「はぁ!!??付き合ってないよ!!!!!仲良いのは本当だけど!!!」
「一樹もいきなり言わないでよ!!!!優利に失礼よ!!!!!………付き合ってないって事は、もしかして好きとか……痛っ!!!」
「夜里も結局は興味津々じゃん!!!!!俺のこと言えねーじゃん。」
「何もぶつことはないでしょー!!!!3倍返しじゃ!!!!」

「はいはーい!!!じゃれないじゃれない!!!!クラスのみんな見てる!!!!」

「「!?」」
一気に2人の顔が赤くなる。