もちろん、わたしと奏美は由希奈が欠席したその日にメッセージを入れた。
でも既読にはなるけど、返事は返ってこなかったんだ。
担任に理由を聞いても『ちょっとね』と言うだけで教えてくれない。
「由希奈どうしたんだろ? 風邪ならこんなに休まないよね」
由希奈が休みはじめて一週間がたった日の夕方。
わたしと奏美はだれもいない教室に残って、校庭をながめてる。
奏美は、定期テストの勉強をしていて、わたしもここのところ遊びすぎで出してない課題がたくさんあるから、やってるんだ。
「由希奈、早く学校に来てくれたらいいのにね。またモールでバカさわぎしたいよ」
わたしが言うと、奏美はちょっと気まずそうにうなずいた。
「うん……。だけど、わたし、毎日はもういいかな。モールでやることは全部やったし……。テストも近いしさ」
「だけど、奏美勉強しなくても怒られなくなったんでしょ? もうテストなんて関係ないじゃん」
わたしが言うと、奏美は不安そうな顔になった。
「そうなんだけど。だけどわたしだってべつに成績、どうでもいいって思ってるわけじゃないんだよね。ママはうるさすぎるけど、将来なりたい仕事もあるし、そのためには勉強しなきゃって思うしさ」
シャーペンをくるくるしながら、奏美はうつむいた。
そしてちょっと低い声をだした。
「……愛梨んちのママ……さ。今どんな感じ?」
「え?」
「なんかちょっと……変じゃない?」
いつもの奏美らしくない深刻そうな問いかけに、わたしの胸がドキッとする。
でも既読にはなるけど、返事は返ってこなかったんだ。
担任に理由を聞いても『ちょっとね』と言うだけで教えてくれない。
「由希奈どうしたんだろ? 風邪ならこんなに休まないよね」
由希奈が休みはじめて一週間がたった日の夕方。
わたしと奏美はだれもいない教室に残って、校庭をながめてる。
奏美は、定期テストの勉強をしていて、わたしもここのところ遊びすぎで出してない課題がたくさんあるから、やってるんだ。
「由希奈、早く学校に来てくれたらいいのにね。またモールでバカさわぎしたいよ」
わたしが言うと、奏美はちょっと気まずそうにうなずいた。
「うん……。だけど、わたし、毎日はもういいかな。モールでやることは全部やったし……。テストも近いしさ」
「だけど、奏美勉強しなくても怒られなくなったんでしょ? もうテストなんて関係ないじゃん」
わたしが言うと、奏美は不安そうな顔になった。
「そうなんだけど。だけどわたしだってべつに成績、どうでもいいって思ってるわけじゃないんだよね。ママはうるさすぎるけど、将来なりたい仕事もあるし、そのためには勉強しなきゃって思うしさ」
シャーペンをくるくるしながら、奏美はうつむいた。
そしてちょっと低い声をだした。
「……愛梨んちのママ……さ。今どんな感じ?」
「え?」
「なんかちょっと……変じゃない?」
いつもの奏美らしくない深刻そうな問いかけに、わたしの胸がドキッとする。


