僕は恋をした



それは向日葵の様に笑う君だった



『大好きだよ』



この言葉がどうして出てこないのだろう



この言葉が出てきてくれたらこの気持ちは楽になってくれるのだろうか



いや、この言葉を言ってもただ君を傷つけるだけだ



悲しませるだけだ



でも、言いたい



君だけに言いたい



「大好きだったよ」



一面真っ白の病室に二人きり



君はずっと泣いていた



やっぱり傷つけてしまった



「泣かないで、、、最後のお願い、、、」



君は涙を流しながら


僕が好きになった向日葵のような笑顔を僕に向けて


「バカッ!!!」



と言って、僕は永遠の眠りについたのだった