幼なじみと両思いになるまで

「冷たっ」
廉にパシられてむかついてる俺は廉の頬にコーラのペットボトルを当ててやった。

「団体客に囲まれてうざかったんだけど」
「モテる自慢いらねーそいえば大人達いつ迎えにくんの?早く海遊んどかないと時間ないんだが」
「モテない湊斗わたしのジュースどれ?」
「それの中から選べば。1本りんごジュースは未唯のだから」

つかモテないって何。どうでもいいから無視だけど。


「未唯ちゃん想像の100倍可愛かったね!水着可愛いねーって言ったら照れてたし」
「そいえば未唯ちゃんトイレ行ってくるって言って結構時間経ってない?やっぱ私着いて行けばよかった、湊斗ごめん」
は?水着?トイレ?

「…最悪。探してくるわ」

あの無自覚。まじ何やってんだよ。