幼なじみと両思いになるまで

「未唯は鈴木が好きだし鈴木も未唯が好きだし、さっさと付き合えば被害及ばないわけで‥」
「なー俺バカと話すの苦手なんだけど、一旦黙ってもらっていい?」
いやいや鈴木は俺も嫌いだけど仕方ないじゃん。

「まじで未唯ちゃんが可哀想になってきた、、つーか一つ屋根の下に住んでて告白しないで何やってんだよ、俺も好きだよって言うだけなのに何を躊躇してんのかねー裏では両思いってこと確認しとかないと将来本当に誰かに取られるよ?未唯ちゃんはお前に振られたって勘違いしてるし。あっ言っちゃった、莉子に殺される。聞かなかったことで!」
なんの話?たまーに陸の発言よくわからん。

「ほんとイケメンに生まれたってだけで人生損してるなあって、西園寺のことがあってから余計考えるんだよねーそれで母さんにもさらに冷たく当たってる。親父にも怒られるし。」
「ぶはっ、、まて面白い死にそう」
そう言うと陸は肩を震わせながら爆笑し始めた。こっちは真面目に悩んでるんだけど。