昼休憩中、春琉を待っていた。
少し不安になりながらも空を見上げて。

ーキィー

そう音がして緊張しながらも振り返った。
良かった、春琉くんの友達はいない。
今は春琉くんだけだ。
そう思い微笑みながら。
「待ってたよ。春琉くん。」
「うん。知ってる。」

ードキッー

びっくりしてしまった。
何故か、全部春琉くんに見透かされてる気がして。
不意にもドキドキしてしまったが、これはびっくりのドキドキだよね、?
なんのドキドキだか分からなかった。
そんなことを考えていたら
「優季、ご飯食べ終わったの?」
そう聞かれ
「あー、うん!もう食べたよ!!」
少し心が苦しくなりながらも答えた。
「優季食べるの早いなーいつも早歩きで来てるのに食べ終わってるし」
「、、、それって早く会いたいから、?」
「!!!」
あれ、?なんで春琉くん赤くなってるんだ??
、、、、って待って私声に出てた______!!!
え、待って心の中で呟いたはずなのに!!
そう思い焦って
「あ、あはは!!じょ、冗談冗談!!そんなわけないもんね!、あはは!!」
そう少しカタコトになりながらもわざとらしく言葉を発していた。
そんな時
「優季」
そうはるくんに言われ春琉くんの方を見ると、少し真剣な顔をしながら微笑んでいるはるくんがいた。
何故か少しキュンとしながらも春琉くんの目を見つめていると
「さっきのあながち間違ってないよ。」
、、、、、、えぇぇぇぇぇえ!!!
待って待って絶対今私顔真っ赤だよ!!どうしよう!!
そう思っていたら春琉くんがふふっと笑いながら
「優季、顔真っ赤だけど?」
そう言われ
からかわれてる、!
そう思いながら
「み、見ないで、、、」
そう言うと春琉くんは笑いながらごめんごめんと謝った。