「そこの窓から外、見てみなよ」 そう言われ、よく理解が出来ないままベッドからおり外を眺める。 ……ん?? 「あたしの部屋から見る景色と似てる。て言うか……一緒?」 「うん」 えっ……。待って……。 嘘っ!?もしかして…-! あたしは急いで玄関に向かいドアを開くと、すぐ隣の部屋の表札を確認した。 「う……そぉ」 「ホント」 あたしが呆然と立ち尽くしていると、いつのまにか後ろにいた金髪少年が腕組みをしながらニッコリと微笑んでいた。