この水族館は上流、中流、下流とブースが分かれていて、さらに進むと1番人気の大きなクラゲの水槽がある。
小さくて可愛い魚や色が綺麗な魚、珍しい魚。
館内を進むにつれ、私たちの笑顔は増えるばかりだった。
カメにさわれるコーナーでは2人して子供みたいにはしゃいだ。
人見知りの私が出会ったばかりの彼とこんなに仲良くできるなんて思ってもみなかった。
いろいろな生き物を堪能した私たちは、最後にクラゲがいる水槽へと向かった。
1番人気なこともあって水槽の前には多くの人がいた。
真ん中に立っていたカップルがちょうど離れたので、私たちはそこに並んでクラゲを見た。
「綺麗だね」
ライトアップされたクラゲは宝石のように輝いていて、綺麗で、でもそれ以上にそう言った彼の横顔があまりにも綺麗で、儚くて、なぜか胸が痛くなった。
「俺さ、今日が命日なんだ」
「…え?め、命日って…?」
「2年前の今日、あの駅で電車に轢かれた。」
「え…?」
私は彼が何を言っているのか分からず、困惑するばかりだった。
「だから、俺はもう死んでる」
「じ、じゃあ、なんで、ここに?」
「なぜかは俺も分からない。でも、梅雨の間だけはここに戻ってくるんだ」
彼の言葉に反応することができなかった。
嘘だと思いたかった。
でも、クラゲを見る彼の瞳が真実であることを物語っていた。
小さくて可愛い魚や色が綺麗な魚、珍しい魚。
館内を進むにつれ、私たちの笑顔は増えるばかりだった。
カメにさわれるコーナーでは2人して子供みたいにはしゃいだ。
人見知りの私が出会ったばかりの彼とこんなに仲良くできるなんて思ってもみなかった。
いろいろな生き物を堪能した私たちは、最後にクラゲがいる水槽へと向かった。
1番人気なこともあって水槽の前には多くの人がいた。
真ん中に立っていたカップルがちょうど離れたので、私たちはそこに並んでクラゲを見た。
「綺麗だね」
ライトアップされたクラゲは宝石のように輝いていて、綺麗で、でもそれ以上にそう言った彼の横顔があまりにも綺麗で、儚くて、なぜか胸が痛くなった。
「俺さ、今日が命日なんだ」
「…え?め、命日って…?」
「2年前の今日、あの駅で電車に轢かれた。」
「え…?」
私は彼が何を言っているのか分からず、困惑するばかりだった。
「だから、俺はもう死んでる」
「じ、じゃあ、なんで、ここに?」
「なぜかは俺も分からない。でも、梅雨の間だけはここに戻ってくるんだ」
彼の言葉に反応することができなかった。
嘘だと思いたかった。
でも、クラゲを見る彼の瞳が真実であることを物語っていた。

