私はシンデレラの想いに寄り添い、王子がシンデレラを好きな気持ちが伝わってくる。
お互い見つめあい、気持ちを確かめる。
王子の手を握り返す。
「…僕でいいんですか」
ほんの一瞬だけきよしに戻ってからすぐ王子として嬉しそうに聞き返していた。
「はい。あなたがいいんです」
私はそう言ってから、王子の目を見つめる。
そのあと、めぐみと堺くんは目を合わせて、声を発する。
「…いや、私は他の王子がいいと思うけどな」
めぐみが何故か変なことを口にした。
「…え? 俺ら王子二人しかいないんだけど」
堺くんは戸惑いを隠せないでいた。
「私は……」
めぐみが何かを言おうとした瞬間、ジャージ姿の女子委員長がめぐみの口に手を塞いだ。
「…シンデレラは王子とともに幸せになりました」
めぐみの口から手を離して、女子委員長は両手を広げてからにこやかな表情で大きい声が会場のお客様に届いた。無事幕が下りた。
「はぁ、無事終わったわ」
男子クラスメイトはため息をついてから、ぼそっと言う。
言ったすぐ傍で女子委員長は立ち尽くしていた。
「あんた、なにしようとしてたの」
お互い見つめあい、気持ちを確かめる。
王子の手を握り返す。
「…僕でいいんですか」
ほんの一瞬だけきよしに戻ってからすぐ王子として嬉しそうに聞き返していた。
「はい。あなたがいいんです」
私はそう言ってから、王子の目を見つめる。
そのあと、めぐみと堺くんは目を合わせて、声を発する。
「…いや、私は他の王子がいいと思うけどな」
めぐみが何故か変なことを口にした。
「…え? 俺ら王子二人しかいないんだけど」
堺くんは戸惑いを隠せないでいた。
「私は……」
めぐみが何かを言おうとした瞬間、ジャージ姿の女子委員長がめぐみの口に手を塞いだ。
「…シンデレラは王子とともに幸せになりました」
めぐみの口から手を離して、女子委員長は両手を広げてからにこやかな表情で大きい声が会場のお客様に届いた。無事幕が下りた。
「はぁ、無事終わったわ」
男子クラスメイトはため息をついてから、ぼそっと言う。
言ったすぐ傍で女子委員長は立ち尽くしていた。
「あんた、なにしようとしてたの」

