『ごめん、堀くん。』

「大丈夫、駅まで送っていくから。」

話し込んでしまって、すっかり帰り道も暗くなってしまった。

もう、雨も降っていなくて、2人は前より近づいて歩いた。


堀くんが話を聞いてくれて、少しだけ身体が軽くなった気がした。


「じゃあ、ここで。」

『うん、また。』