あれから、数か月が経った。もうこの世界に来て、半年は経つ。
今日は、レオンさんと一緒に初めて任務に行く日。僕はレオンさんと一緒に、巨大化したケイの背中に乗って、空を飛んで任務地を目指す。
ケイは猫の姿をしているけど、巨大化すれば空を飛べるんだって。
「……それで……どうして、ルシフェルさんもいるんですか?」
レオンさんの後ろに横乗りをするように座っているのは、ルシフェルさん。なぜか、任務に着いてきた。
「ルカに、任務に着いてけって言われたから。情報収集を兼ねてね」
「……へぇ……」
ルシフェルさんと会話をしていると、ケイは高度を下げる。任務地が近づいているらしい。
『この辺で降ろすぞ。ここからは、徒歩での移動だな』
今回の任務地である村の近くに、ケイは着地した。レオンさんとルシフェルさんは「ありがとう」とお礼を言って、地面へと降りる。
僕もゆっくりとケイから降りると、ケイは元のサイズに戻ってから僕の肩に飛び乗った。
僕らは、歩いて村を目指す。村に入って、依頼人である村長のもとへ。
レオンさんとこの村の村長とは知り合いらしく、レオンさんは迷わずに村長の居る場所へと向かう。
「村長、お久しぶりです」
レオンさんは、村の隅に植えられた花を手入れしている男性に話しかけた。



