私は高校2年生の日村美桜。
この春、お父さんの仕事の関係で新しい学校に転入する…!
今日ははじめての登校日。
今私は教室の前で先生に名前を呼ばれるのを待っている。
名前を呼ばれたら、教室に入って、自己紹介して…えっと…
「〜〜。日村さん、どーぞ!」
「…!」
緊張しながらも、教室のドアを開けて教室に入る。
目の前には、知らない人、いや、これからクラスメートになる人たちが。
緊張するけど…
「ひ、日村美桜です…!××県から来ました!よろしくお願いします!」
軽く頭を下げると、新しいクラスメート達が拍手をしてくれる。
優しそうな人たちでよかった…
「じゃあ、日村さんの席は、五十嵐くんの隣の窓際の席ね。」
先生が目線を向けた先には、一つ空いている席と、その隣に座っている黒髪の男子生徒が手を振っている。
一番後ろの席なので、そこに行くまでにいろんな人が挨拶をしてくれた。
席に着くと、先生がHRを終わらせた。
「よろしくね。日村さん。」
さっきの手を振ってくれた黒髪の男の子が。
さっきは遠くからで顔が良く見えなかったが、端正な顔立ちをしている。
イケメンだ、、
「よ、よろしくね!えっと、」
よろしくの後に名前を言おうと思ったけどまだ名前知らなかったんだった…
言葉を詰まらせていると…
「あ、自己紹介してなかった」
「俺は、五十嵐綾人!呼び捨てでも、なんでも好きなように呼んで!」
「え、っと、五十嵐くん、よろしくね!」
「うん。よろしく!」
にっこりと笑いかけられる。
いや、顔、綺麗だな…
「あー!綾人ー!転入生独り占めしてるー!」
前の席から元気な声が聞こえてきた。
「別に独り占めしてたつもりはないけど?」
「いや、してたね。まあいいや、」
すると、私の方を向いて、
「私、加藤あかり!よろしくね〜!」
「よろしくね!あかりちゃん!」
「あ、あかりちゃん!?ちゃん付で呼ばれたの小学校以来だよ〜!いいよ、あかりで。私も美桜って呼んでいい?」
「じゃあ…あかり?私も呼び捨てでいいよ!」
「やったー!私友達第一号?!」
「そうだね!よろしくね、あかり」
友達できちゃった〜!嬉しいな。
『五十嵐く〜ん!』
廊下から女子達が五十嵐くんの名前を呼ぶ。
そして談笑が始まる。
『五十嵐くんおはよぅ』
『ねぇねぇ、ここ教えてー』
『あ、今日なんか髪型変えた?似合ってるね!』
女子達がわいわいと五十嵐くんの周りに集まる。
「す、すご」
いやーやっぱイケメンは違うなぁ、転入生の私にも優しかったしやっぱ性格もいいんだろうな。
なんて思ってぼけっと見ていると
「すごいよなーあれ」
「…!」
「俺白川楓。よろしくな!」
「綾人、愛想いいからさ、一いっつも群がられてんの。」
「そうなんだ。ありがとう白川くん。」
「いーえ。俺加藤の隣の席だから、気軽に話しかけてな!」
そう言って自分の席に戻っていく白川くん。
このクラスは気さくな人が多いな。ありがたい。
この春、お父さんの仕事の関係で新しい学校に転入する…!
今日ははじめての登校日。
今私は教室の前で先生に名前を呼ばれるのを待っている。
名前を呼ばれたら、教室に入って、自己紹介して…えっと…
「〜〜。日村さん、どーぞ!」
「…!」
緊張しながらも、教室のドアを開けて教室に入る。
目の前には、知らない人、いや、これからクラスメートになる人たちが。
緊張するけど…
「ひ、日村美桜です…!××県から来ました!よろしくお願いします!」
軽く頭を下げると、新しいクラスメート達が拍手をしてくれる。
優しそうな人たちでよかった…
「じゃあ、日村さんの席は、五十嵐くんの隣の窓際の席ね。」
先生が目線を向けた先には、一つ空いている席と、その隣に座っている黒髪の男子生徒が手を振っている。
一番後ろの席なので、そこに行くまでにいろんな人が挨拶をしてくれた。
席に着くと、先生がHRを終わらせた。
「よろしくね。日村さん。」
さっきの手を振ってくれた黒髪の男の子が。
さっきは遠くからで顔が良く見えなかったが、端正な顔立ちをしている。
イケメンだ、、
「よ、よろしくね!えっと、」
よろしくの後に名前を言おうと思ったけどまだ名前知らなかったんだった…
言葉を詰まらせていると…
「あ、自己紹介してなかった」
「俺は、五十嵐綾人!呼び捨てでも、なんでも好きなように呼んで!」
「え、っと、五十嵐くん、よろしくね!」
「うん。よろしく!」
にっこりと笑いかけられる。
いや、顔、綺麗だな…
「あー!綾人ー!転入生独り占めしてるー!」
前の席から元気な声が聞こえてきた。
「別に独り占めしてたつもりはないけど?」
「いや、してたね。まあいいや、」
すると、私の方を向いて、
「私、加藤あかり!よろしくね〜!」
「よろしくね!あかりちゃん!」
「あ、あかりちゃん!?ちゃん付で呼ばれたの小学校以来だよ〜!いいよ、あかりで。私も美桜って呼んでいい?」
「じゃあ…あかり?私も呼び捨てでいいよ!」
「やったー!私友達第一号?!」
「そうだね!よろしくね、あかり」
友達できちゃった〜!嬉しいな。
『五十嵐く〜ん!』
廊下から女子達が五十嵐くんの名前を呼ぶ。
そして談笑が始まる。
『五十嵐くんおはよぅ』
『ねぇねぇ、ここ教えてー』
『あ、今日なんか髪型変えた?似合ってるね!』
女子達がわいわいと五十嵐くんの周りに集まる。
「す、すご」
いやーやっぱイケメンは違うなぁ、転入生の私にも優しかったしやっぱ性格もいいんだろうな。
なんて思ってぼけっと見ていると
「すごいよなーあれ」
「…!」
「俺白川楓。よろしくな!」
「綾人、愛想いいからさ、一いっつも群がられてんの。」
「そうなんだ。ありがとう白川くん。」
「いーえ。俺加藤の隣の席だから、気軽に話しかけてな!」
そう言って自分の席に戻っていく白川くん。
このクラスは気さくな人が多いな。ありがたい。
