あのときの私が馬鹿だった。
車のことを、もっと敏感に気を付けていれば、
こんな事にはならなかったはず。
空は私をかばった。
空は私なんかをかばった。
こんな私をかばったの?
空は命は助かった。
だけど、それと同時に重い病気にかかってしまった。
医師が言うには残り三ヶ月。
頭を強打したため、記憶喪失にもなっていた。
空が放つ言葉がすごくつらかった。
「君、誰?」
その言葉に私は目を丸くした。
私は、独りぼっちになった気分になった。
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