「市川くん?市川くん!」
体をビクッとさせて陽斗は起きた。
「あっ!!ごめん!!俺いつからもたれかかってた?!」
顔を真っ赤にして焦る陽斗をみて笑ってしまった。
「そんな笑わんでいいやんか!」
たまに関西弁の入る陽斗。
もともとはそっちに住んでいたらしくて
中学のときに一生懸命なおしたもののまだ出てしまうらしい。
「担任どの先生?」
「あの人。」
「ゴツいなあ…」
確かに。体育の先生って担任するんだ…
そんなこと思ってる間に先生が歩きだして
慌てて私たちはついていった。
私たちの教室は二階で
窓から見下ろすとテニスコートやグランドがみえた。
入試のときはもう一つ上の階でもっと遠くみえたけど
二階だと手を振ればすぐ気付いてもらえそうな距離。
教室の席は
出席番号順で相川の私はもちろん一番前。
もう慣れたけど…
隣りの席はちょっとクールそうな女の子。
苦手そうなタイプだなあ…
斜めは男子で
全然知らない人。
話す人がいない…
ツンツンと後ろからされたので振り向いた。
「話す人あんまおらんから話して。」
そっか市川くんがいる。
ホッとした。
体をビクッとさせて陽斗は起きた。
「あっ!!ごめん!!俺いつからもたれかかってた?!」
顔を真っ赤にして焦る陽斗をみて笑ってしまった。
「そんな笑わんでいいやんか!」
たまに関西弁の入る陽斗。
もともとはそっちに住んでいたらしくて
中学のときに一生懸命なおしたもののまだ出てしまうらしい。
「担任どの先生?」
「あの人。」
「ゴツいなあ…」
確かに。体育の先生って担任するんだ…
そんなこと思ってる間に先生が歩きだして
慌てて私たちはついていった。
私たちの教室は二階で
窓から見下ろすとテニスコートやグランドがみえた。
入試のときはもう一つ上の階でもっと遠くみえたけど
二階だと手を振ればすぐ気付いてもらえそうな距離。
教室の席は
出席番号順で相川の私はもちろん一番前。
もう慣れたけど…
隣りの席はちょっとクールそうな女の子。
苦手そうなタイプだなあ…
斜めは男子で
全然知らない人。
話す人がいない…
ツンツンと後ろからされたので振り向いた。
「話す人あんまおらんから話して。」
そっか市川くんがいる。
ホッとした。
