「私が落ちても友達でいてね!」

「ゆかは落ちないよ〜ゆかがおちたら私も落ちる!!」

「えっ!じゃあさやが落ちたら私も…」

「てか全員受かろうよ!」
中学3年の受験前、

塾で仲良くなった子たちとこんな話をして

わいわい騒いでいた。


相川晴奈

15歳

まだまだ純粋で
明日に対して

不安も希望ももっていた。



落ちるなんて言いながら
結局みんな無事に受かって

期待でいっぱいの私達。

みんな仲良しで

あんなに楽しかったのに

ずっとみんなが大事な友達でいると思ってたのに。