結局そのまま考え過ぎて頭がショートしてしまったのか、湊くんに頭を撫でられたまま眠ってしまうという失態をおかしてしまった。
起きた時にはもちろん放課後。
湊くんはずっと側についてくれていて、授業をサボらせてしまった。
申し訳なくて謝るわたしに湊くんは
「俺が千春ちゃんの側にいたかっただけだからいいんだよ」
と甘い言葉を言ってくる。
自分の気持ちに気が付いたから、そんな些細な言葉ですらわたしは顔を真っ赤にしてしまうのに。
恥ずかしくて顔を隠したいわたしと、
「ははっ、本当可愛い。顔見せて」
なんてわざともっとわたしを照れさせて遊んでくる湊くん。
もうわけがわかんなくて、でも楽しくて幸せだと思った。
「一緒に帰ろ」
「うん」
並んで歩く帰り道は、もうすっかり慣れた。
なんならいつも一緒に帰っているから、隣に湊くんがいないと逆に変な感じがしてしまいそう。
「千春ちゃんはさ」
「ん?」
「友だちは俺がいればそれでいいって言ってたよな」
「う、ん……」
改めてそう言われると、なんて大胆なことを言ってしまったのかと自分に驚く。
起きた時にはもちろん放課後。
湊くんはずっと側についてくれていて、授業をサボらせてしまった。
申し訳なくて謝るわたしに湊くんは
「俺が千春ちゃんの側にいたかっただけだからいいんだよ」
と甘い言葉を言ってくる。
自分の気持ちに気が付いたから、そんな些細な言葉ですらわたしは顔を真っ赤にしてしまうのに。
恥ずかしくて顔を隠したいわたしと、
「ははっ、本当可愛い。顔見せて」
なんてわざともっとわたしを照れさせて遊んでくる湊くん。
もうわけがわかんなくて、でも楽しくて幸せだと思った。
「一緒に帰ろ」
「うん」
並んで歩く帰り道は、もうすっかり慣れた。
なんならいつも一緒に帰っているから、隣に湊くんがいないと逆に変な感じがしてしまいそう。
「千春ちゃんはさ」
「ん?」
「友だちは俺がいればそれでいいって言ってたよな」
「う、ん……」
改めてそう言われると、なんて大胆なことを言ってしまったのかと自分に驚く。